たぶん動く...

多分GIS系の人。あくまで個人的見解であり、所属団体を代表するものではありません。

GOSAT TANSO-FTS L2データをGeoJSON出力する

GOSAT(いぶき)のTANSO-FTSセンサで取得された、Level 2のHDF5ファイルからCO2、CH4のデータを取得しGeoJSONに出力するpythonプログラムを作成しました。 途中でgeopandasで変数を持つように設定しています。 NIES (国立環境研究所)がデータ提供されています…

エンルートチャートをwebマップにしてみる

筆者は自宅でADSBの受信をしていてQGISに表示したり分析したりしています。 地図にプロットするだけでなく、WAYポイントとかの航空施設をプロットすることが難しいです。 pdfを解析しgisデータにするのが面倒くさいので、国土交通省航空局が公開しているエン…

Private SubnetのAmazon Linux 2でyumを実行したい

AWS

はまったのでメモ ネットでPrivate Subnetに配置したAmazon Linux 2から s3 ゲートウェイエンドポイントを経由してamazon linux 2のリポジトリにアクセスできるように設定していました。しかし、s3エンドポイントを作成しても接続できませんでした。小一時間…

Pingの応答から通信距離を推定してみる(太平洋横断編)

(前回の記事の補足と更新があります) はじめに 情報の伝わる速さについて調べる 伝搬速度を検証する 検証環境を構築する 検証 結果 所感 参考文献

JAXA Earth API を使ってみる

JAXAがGEE apiみたいにデータ分析できるツールを公開したので使ってみた。 インストール 単一データを表示 AquaのLSTを表示してみる データを合成をしてみる (Composite) 所感 参考文献

ogr2ogrコマンドによるDB 投入を高速化する

大量のGeoJSONをpostGISに投入する時間を大幅に短縮することができたのでメモ 背景 ogr2ogrコマンドのオプション見直し 処理時間比較 参考

Pingの応答から通信距離を推定してみる

Go言語のICMPパッケージでPingを打ってみました。Pingを打つだけではつまらないので、通信距離の推定のようなことができるか実験してみました。 通信速度について 光ファイバーの通信速度 通信速度(というか遅延速度)まとめ 新たな疑問 調べてみる 実行環境 …

dump1090をアップグレードする

Raspberry Piにインストールしているdump1090-faのバージョンが3.8.0 (2020年5月リリース)だったので、現在の最新版(3.7.0)にアップグレードします。 Raspberry Piを最新の状態にします。 dump1090をダウンロードしてビルド パッケージファイルをインストール…

RDS停止を忘れていたら止めるLambda

AWS

最近、勉強でAWS RDSを使用しているのですが、EC2は作業後にちゃんと停止するのですが、RDSの停止忘れのよりコスト増が多発、またメンテンナンスウィンドウの起動で無駄な費用が発生していました。 常に起動してデータベースを使わないのであれば、RDSはメリ…

初代Raspberry Pi に最新のGo言語をインストールする

なんだかんだで倉庫入りせず、時々使っている初代Raspberry Pi 1. 久々にGo言語でネットワークの実験をしようとしたらGoのバージョンを大幅にアップデートする必要がありました。 aptコマンドでインストールできるGo言語のバージョンが、1.7だったので、なん…

Raspberry PiをNAT dhcpサーバ化する

raspberry pi 3+を購入したのでNATサーバ化したのでそのメモ 前提 Raspberry Pi は無線Lanをインターネットにつなげるものとします。 有線LANのほうをNATを設定する側とします。 Raspberry Piの有線Lanの設定が済んでいるものとします。 前提 有線LANのLANの…

ウクライナ情勢とGIS

最近のウクライナ情勢については、ニュース等で皆さんご存知かと思います。 また、ロシア陣営、ウクライナ陣営双方がインターネット上の情報戦を繰り広げていることも報じられています。 今回は、一般人がGIS、空間情報、衛星リモートセンシングを利用してウ…

pythonでPDFファイルの表を抽出する(3)

前回に引き続き、AIPのPDFファイルから航法施設を抽出し、geojsonに書き出してみました。 今回はATSルートとRNAVルートを抽出してみます。 ページ数が多く、抽出量が多かったです。また、抽出した文字列から表のタイトルを除いたり、注釈を除いたりするのが…

pythonでPDFファイルの表を抽出する(2)

前回のコードを更新し、AIPのPDFファイルから無線航法施設を抽出し、geojsonに書き出してみました。 地図と合わせてみた所感では、細かく見ると数値計算の限界?で若干ずれているところがあるようでした。 前回の記事はこちら ソースコード 抽出結果

pythonでPDFファイルの表を抽出する

最近、航空管制の公開データを収集していたのですが、日本(航空局)が公開しているデータにはGISデータがほぼないことが分かりました。 FAAだとたくさん あるのに... AIS JAPANからAIViewからウェブブラウザでATSルートとか表示できるけどダウンロードするこ…

OpenRailwayMapサーバを構築する

最近OpenStreetMapのデータから作成したOpenRailwayMapが話題になったようです。 いろいろ試行錯誤してやっとサーバを構築できたので記事にしてみました。 結論から言うと、OpenRailwayMapの公式ページで紹介されている方法だと構築失敗しました。個人的に察…

FlightAware Pro Stick Plus を導入しました

筆者はADS-Bを自宅で受信しています。普通の?RTL-SDRで受信していましたが、セカイモンで FlightAware Pro Stick Plusが出品されていたので、ブラックフライデーの際に購入してみました。 アメリカからの送料込みで11000円しましたが、為替レートが良ければ…

小惑星探査機の軌道を図示してみる(2)

前回はDARTが向かったディディモスの軌道を図示してみました。 今回はDARTの地球からディディモスまでの予定軌道を表示してみます。 NASA Horizon Systemからデータを取得する 2D表示してみる 3D表示してみる Github 参考文献

小惑星探査機の軌道を図示してみる(1)

2021年秋に、NASAが2つの小惑星探査機が打ち上げられました。 木星トロヤ群小惑星へ向かったルーシー、小惑星ディディモス(Didymos)へ向かったDART。NASAのJPLより軌道データが公開されているので、火星探査機と同じように図示してみます。 今回は、pythonで…

GeoDjangoをUbuntu環境で構築する(2)

だいぶ前の記事でgeodjangoサーバーを起動するところまで実施しました。 今回は、実際にデータを投入するところを実施してみたいと思います。 前回の記事はこちら tty6335.hatenablog.com

SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツールを使ってみる (L2編)

JAXA/G-Portalで公開されているGCOM-C/SGLIのHDF5を地図投影し、GeoTIFFで出力するツールを使ってGeoTIFFを出力してみます。 前回L1について試してみましたが、今回は、L2データで試してみます。 SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツール 動作環境 基本的な使い方 …

SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツールを使ってみる (L1編)

JAXA/G-Portalで公開されているGCOM-C/SGLIのHDF5を地図投影し、GeoTIFFで出力するツールを使ってGeoTIFFを出力してみます。 SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツール 動作環境 基本的な使い方 出力について 大気上端放射輝度への変換 参考文献

Mint60を10ヶ月くらい使った感想

自作キーボードのMint60を使って10ヶ月くらい経ったのでその雑感を書いてみます。 組み立てたときの記事は以下です。 tty6335.hatenablog.com 2か月くらい使ったときの記事は以下です。 tty6335.hatenablog.com 使用頻度について Mint60キーボードは会社で使…

Goで日付をYYYYMMDD形式の文字列を生成する

最近Goで日付のついているファイルを扱うために日付をYYYYMMDD形式の文字列にするのを調べたのでメモ package main import ( "fmt" "time" "strings" ) func main() { now := time.Now(); yyyymmdd := strings.Join([]string{ fmt.Sprintf("%04d", now.Year(…

AWS S3の静的ホスティングを利用してTile Mapを公開してみる

GDALとかQGISを使ってタイル画像を作り、S3でホスティングしてみます。

ヘッドセットを使って体調を悪くしました

高額なヘッドセットを使用して二週間、ヘッドセットのせいで体調が悪くなりました。 今使っているヘッドセットはこの記事で扱ったものになります。 tty6335.hatenablog.com

パイロット用ヘッドセットを改造しました。

web会議に参加するとき、会社支給のヘッドセットを使用していました。しかし長い会議だと耳が痛くなってきました。そこでヘッドセットを自前で用意することにしました。 選んだヘッドセット 改造過程(1) 改造過程 (2) 使用感

GeoDjangoをUbuntu環境で構築する

TTY6335は一応、GIS系の人です。 家でADSBの収集をしており、1秒ごとの受信データをgeojsonファイルで保存しているのですが、ファイル数が数百万ファイルになり、データベースで管理することを思いつきました。 GUIベースで管理できそうなので、GeoDjangoを…

GCOM-Cのデータで全球画像を作ってみる (その1)

AWS

GCOM-Cのデータを使って全球カラー画像の作成をトライしてみました。 全部ダウンロードして画像を作成するとなると、ダウンロードに時間がかかり、自宅の回線を圧迫することは容易に想像出来ます。 そこで今回はAWS上ダウンロードと画像作成までしてみたいと…

GCOM-C L2のHDF5 データを地図投影までしてみる。(その2)

GCOM-Cのデータ利用ハンドブックのA版が2020/12/22に公開されていました。 A版では、L2タイルの緯度経度の計算方法が新しくなりました。その方法を実装してみたので紹介したいと思います。 また、しばらく使ってみて修正すべき点があったので改修しましたの…