たぶん動く...

多分GIS系の人。あくまで個人的見解であり、所属団体を代表するものではありません。

FlightAware Pro Stick Plus を導入しました

筆者はADS-Bを自宅で受信しています。普通の?RTL-SDRで受信していましたが、セカイモンで FlightAware Pro Stick Plusが出品されていたので、ブラックフライデーの際に購入してみました。 アメリカからの送料込みで11000円しましたが、為替レートが良ければ1万円以下で購入することが可能だと思います。おおよそ2週間で届きました。 ADS-Bで受信したデータは、自前のAWSサーバに保存し、たまに情報分析?をして遊んでいます。ただいま受信データのデータベース構築中。 普通のソフトウェア無線受信機とどれくらい向上するのか地図に描写してみようと思います。

導入前

以前使用していたドングルはこれです。 www.amazon.co.jp

アンテナはこれです。 Amazon | 1090MHz/マグネット簡易アンテナV.2 (ADS-B)(RTL-SDR対応MCX-P)(ケーブル1m) | SHAFT CORPORATION | 無線アンテナ

アンテナはエアコンの室外機のホースを通す穴から外へ出し、ベランダに出しています。

導入後

アンテナはそのままに、FlightAware Pro Stick Plusを導入しました。 ja.flightaware.com

比較

導入前2021年12月9日と導入後2021年12月16日の24時間分の受信データをQGISでプロットして比較してみます。 地図投影は埼玉県の自宅を中心とした正距方位図法、円は自宅から250kmを表しています。

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Pro Stick Plus導入前

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Pro Stick Plus導入後

導入後は驚くほど遠くから受信していました。三重県志摩半島付近を飛行しているのは、羽田から福岡へ向かう便のようでした。富山県上空を飛行する航空機もキャッチできていました。 データ量でいうと、週平均で2倍になりました。導入前は1日750MB程度だったのが、このところ1300MB台で推移しています。 遠くからの航空機からの受信も増えた一方、都内、千葉を低高度で飛行する航空機の受信も増えました。

今後

そうですね、受信データのデータ解析をしたいです。