新居に引っ越したので家のインターネットをStarlinkにしてみました。 日本でサービスが始まった2022年頃の記事はネットでよく出てくるのですが、最近の記事がないので書いてみます。 2023年7月の時点での情報です。 今回は解約 返却編です。
使い続けることはできなかったのか?
出窓で使用しているなら屋根がスターリンクの通信を遮るから通信できなくなるのは当たり前じゃんとなりますが、ここが部屋の中で最良の場所でした。
前回のページでは部屋の周りの状況を載せました。
エアコンの室外機あたりの場所に設置すれば更によい受信状況だったと思われますが、この場所は屋根からの雨樋があったり、狭かったりしてアンテナの設置には不向きでした。
できない理由を並べると以下のようなことが挙げられます。
- 自力で工事しようにも、スターリンクアンテナが以外と重く(約4kg)、安全な設置ができる自信がない。
BSアンテナが約2kg程度で取り付け金具も市販されているので設置が簡単だが、スターリンクアンテナの場合は、そうは行かない。 - アンテナ設置工事には法律上電気工事士の資格が必要
アンテナに積もった雪を溶かす融雪機能があるため、アンテナへつながるケーブルには48Vの電流が流れます。
36V以上の場合は電気工事士の資格が必要になるので自力での設置ができません。 - 賃貸なので外壁に穴を開けるよな工事ができない
大家さんに相談するのもなぁ - 工事をしても庇があるのでので受信状況が改善できるか分からない。
解約と返却方法
スターリンクのアカウントページからキャンセル(使用停止)を申請します。
届いてから1か月以内であれば、スターリンクのデバイス一式を返却でき、デバイス代を返金されます(36000円)。
一か月の使用料(6600円)は返金されません。
キャンセルを申請してから約2週間後に返却方法の案内と、DHLの伝票が送られて来ました。
DHLに集荷依頼をし、スターリンクのデバイス一式を送られてきた箱に詰めて送り返せば返却完了です。
DHLは土日営業してないのが不便ですね。
次回からはサービス状況の分析をしたいと思います。