たぶん動く...

多分GIS系の人。あくまで個人的見解であり、所属団体を代表するものではありません。

Mint60を修理しました

自作キーボードMint60を使用して約3ヶ月、ProMicroのコネクタがモゲました。

使用していて、なんか反応悪いなと思って、どこか接触悪いのかなと外見をチェックしてみるとProMicroのコネクタがわずかに動く... これが接触が良くないのかとツンツンしていたらモゲました。 USBケーブルが硬めなので、キーボードの位置を替えたときに強く引っ張られていたのかもしれません。 モゲ対策は必要でした。(毎日使う場合は特に) その日からしばらくは、代替機のHHKB lite 2 で作業してました。 しばしば、「ProMicro モゲた」、「ProMicro 外し方」、「ピンヘッダ 外し方」 でググって対処法を見つけ、無事にProMicroの交換がうまく行ったので記事にしました。

モゲたProMicroを外す

ProMicroを基盤から外します。ハンダ吸取器を使用しました。反対側にキーキャップがついていて押さえつけても揺れるので慎重に外していきます。

一瞬でハンダが取れるのでかなり便利でした。 全部ハンダを除いてもボロっと取れませんでした。 少し悩んで、ProMicroをラジオペンチ掴んで引っ剥がすとペキッと音を立てて外れました。中に入り込んだハンダは完全には取り切れないようです。 左右にProMicroがついていますが、とりあえずモゲた左側だけ外します。

モゲ対策

ProMicroのモゲ対策をググると「エポキシ樹脂」でコネクタ周りを固める人が多いようです。 プラモデル制作で使用する「パテ」で固めるようですね。今回はエポキシ樹脂よりも硬いとされる「ポリエステル樹脂」で固めることにしました。以下の商品です。

秋葉原のホビーショップのポップアップを読んで、ふ~ん、エポキシ樹脂よりポリエステル樹脂のほうが硬いんだ~と値段も手頃なのであまり考えずに購入しました。

パテを盛る

ネットの動画でだいたい使い方を覚えて樹脂と硬化剤をマゼマゼしてProMicroのコネクタまわりに盛りました。 f:id:TTY6335:20201206154551j:plain 樹脂が少なかったようで、粘り気が強い... そして、黄色い。 ここまで来て分かりました。そうか、エポキシ樹脂は透明だからみんな使うのか。roMicroは目立たないところに配置するのでまあいいか。 2時間もすれば硬化しました。丁寧に盛らなかったせいか、ツンツン?しているところが多い。 ボロボロ削れそう… でもガチガチに固まったようです。

はんだ付けとファームウェア書き込み

樹脂が硬化したらハンダ付けしてファームウェア書き込みです。 右パートのProMicroを交換することなく動きました。

まとめ

自作キーボードMint60のProMicroのコネクタがモゲたのでパテを持った上で交換しました。見た目は悪いですが、ポリエステル樹脂が硬化するとガチガチに固まったので、当分モゲないと思います。